ブログ 症状別テーマ 頭痛

やる気が起きない頑固な頭痛!そんな頭痛の原因は姿勢が原因。アプリを使って予防しましょう。

昨日の夕方から今朝にかけて頭痛があり

思考が働かなかったコクア接骨院院長の早乙女です。

 

昨日の19時位から

頭にキツくハチマキを巻いた様な

頭痛があり

やり残した仕事もできず

諦めて寝てしまいました。

 

 

頭痛があると

思考能力が落ちて

頭が纏まらない。

文章を書きたいけれど

文章が理解できない。

疼くような痛みで

それが気になり

考えられなくなり

集中力もなくなります。

 

 

頭痛でお困りの患者さん

痛いほど、その辛さわかります。

 

頭を殴ったら良くなるかも

と思いガンガン叩いたり、

この頭、もう外して放り投げたい!と思ったり

グリグリと両拳でコメカミを潰したり

直ぐにでもこの痛みから

逃れたいと感じますよね。

 

 

頭痛には様々な要因があるんです。

 


頭痛を2つに分類してみる


国際頭痛学会(IHS)では

2つのカテゴリーに分類しています。

  • 一次性あるいは良性(潜在原因がない)頭痛
  • 二次性(潜在原因がある)頭痛

 

があります。

ここで言う頭痛は

レッドフラッグ

二次性(潜在原因がある)頭痛

を外します。
(深刻な病気の兆候となる頭痛)

 

 

 

一次性あるいは良性(潜在原因がない)頭痛

は大きく分けると

緊張性頭痛

(頭の外側をギュッと締め付けられる様な痛み)

血管性頭痛

(頭の内側からズキズキする様な痛み)

があります。

 

 

 

脳がどうにかなってしまったのか???

と考えてしまいますが

 

 

 

脳には痛みを感じる神経がないんです。

 

 

 

脳には感覚神経がない為、頭痛とは

脳自体の痛みではなく、

脳の近くの組織や、肩・首・頭皮の筋肉

などの痛みが原因となります。

感覚神経、血管、髄膜、筋腱骨複合体

などが圧迫されて生じるとされています。

※A Massage Therapist's Guide To Treating headaches and neck painより

 

 

  1. 血管の拡張を含む、様々な原因による血圧の上昇
  2. 結合組織の変化や筋の短縮を含む軟部組織の短縮
    (皮膚や筋肉や筋膜が縮みそれを貫く毛細血管や末梢神経を圧迫させ栄養する部分が血流不全になってしまう事で痛みが出てしまうなど)

 

 

が原因とされています。

 

本日は整体治療で特に効果的な軟部組織短縮型の頭痛にフォーカスしてみます。

 


緊張性頭痛の原因


 

軟部組織短縮型の頭痛の中で

特に多いタイプ

緊張性頭痛は頭痛持ちの人の

ほぼ75%を占めます。

 

 

<緊張性頭痛の原因は>

筋腱の緊張により、僧帽筋と後頭骨の深頸部筋群との接合部、あるいは僧帽筋と前頭骨の後頭前頭部筋群との接合部にトリガーポイントが発症することによる痛み(後頭骨神経痛・前頭神経痛(眼窩上神経痛))

 

https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/054050387.pdf

 

 

 

 

首に受けた怪我(ムチ打ちなど)が何年ものちに頭痛を引き起こす場合がある。また、首に緊張や小さな怪我を繰り返し受けていると必然的に頭痛は発生しやすくなる。

これは頭部前方姿勢位(猫背)の方が多いパターンです。顎が突き出た姿勢の方、特に最近ではゲームやスマホの普及でこの姿勢になっている方が多いのが特徴です。年齢も小学生から中年層と幅広く注意が必要です。

 

 

 

 

顎関節の筋群の緊張<顎関節機能不全(TMJD)>

顎関節機能不全(TMJD)とは下顎を動かす筋と、下顎と頭蓋骨をつないでいる顎関節の病気です。

身体的・精神的なストレスが主な原因。

この症状は

  • 目の奥
  • 副鼻腔
  • 耳の中の痛み(感染症は除きます)
  • 慢性の首と肩の痛み
  • 耳がつまった感じ
  • 雑音
  • 耳鳴り
  • 顎が動かない
  • 口の乾燥感

を呈します。

緑で塗られた部分の筋肉です。

 

 

 

トリガーポイントの関連痛によるもの。

斜角筋・後頭下筋・胸鎖乳突筋・上部僧帽筋・咬筋・翼突筋・側頭筋・後頭筋・前頭筋など一定の領域の筋に発現したトリガーポイントによる痛み。

緑のマーカーで線をつけた筋肉の関連痛によって引き起こされる。

 

上記の①〜④が原因とされています。

 

緊張性頭痛の原因のほとんどが

姿勢に関わるものだと理解できます。

 

 


頭痛と頸部痛はよく見られる症状


緊張性頭痛の原因と切っても切れない関係性の

『頸部痛』

頸部の筋肉から頭痛が発症する場合も多く

頸部痛を放置することにより頑固な頭痛を

引き起こすことが多いとされています。

 

米国立神経疾患脳卒中研究所(NIND)・米国立衛生研究所(NIH)が提供してある見解では

 

””

  • 頭痛と頸部痛は一緒に起こることが多く互いに関係している。
  • ストレスは頭痛と頸部痛に共通の要因である。
  • 頭痛は単純に、血管性と軟部組織に関係した緊張性のタイプに分類される。
  • 頭痛は、他の疾患や障害の第一、第二の原因になりうる。
  • 第一次頭痛は軟部組織もしくは血管の機能不全によって引き起こされる。
  • さまざまな身体の動きや、環境因子、生理機能の変化によって、頭痛は起こりやすくなる。
  • 頸部痛は、外傷や反復的な緊張によって起こる場合がある。
  • 頸部痛は通常悪い姿勢が原因である。
  • 頸部痛は、軟部組織の機能不全や神経絞扼が原因で起こる場合がある。
  • マッサージは頭痛と頸部痛に関係した症状と機能不全に働きかけることができる。

””

 

となっており、

 

 

 

頸部のアライメントを整えることが

頭痛に関するお悩みを解消しやすい理由です。

 

 

しかし、

 

 

なかなか治療院に行けない

いつ痛くなるかわからない

と不安になっている方も多いと思います。


頭痛専門のアプリ


そこで!

いつ頭痛が来るかわかる

アプリがございます。

 

 

『頭痛ーる』というアプリです。

apple製品の方

https://itunes.apple.com/jp/app/頭痛ーる/id602991338?mt=8

Android製品の方

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.pocke.android.zutsu&hl=ja

 

天気の気圧で頭痛の予測をしてくれるアプリです。

よく『天気痛』と言われることが多いです。

 

 

”急に気圧が変化すると、耳の奥にある内耳の気圧センサー細胞が興奮しはじめ、リンパ液に波が起きます→体を動かしていないのにも関わらず、体を動かしたような情報が脳に送られ、脳が混乱→そのストレスが、交感神経を興奮させ、繋がっている痛覚神経も刺激されるため、持病や古傷などが痛みだすということです。また、交感神経が血管を圧迫することで血流が悪くなり、周りの神経を刺激して、頭痛を引き起こすということです。”〜ためしてガッテン〜より

 

 

 

私は気圧の変化により交感神経が興奮し、

交感神経が血管を収縮させ

血流が悪くなることで

筋肉や筋膜などの

軟部組織の短縮が

発生しやすくなることから

このアプリを利用しています。

 

 

 

実際に昨日の夕方から朝方まで「警報」が出ていました。

バッチリ当たっておりました。

 

 

 

 

間も無く梅雨の時期になります。

 

 

 

こういった気圧の変化が多い時期になりますので

頭痛予防の為に身体を整えることをお勧めします。

 

 

 

頭痛に詳しい治療院をお探しになり、

このようなアプリを使い

『注意』の段階前から

首などのセルフケアを

自宅で行うことで

嫌な頭痛の時期を軽減し

乗り越えていきましょう!!!

 

(柔道整復師 早乙女 貴紀 監修)

《お問い合わせメールhttp://www.kokua-s.com/contact/

<お問合せご予約電話0467-98-3368>

 

 

 

-ブログ, 症状別テーマ, 頭痛