登山下山時に膝が痛くなる現象が多い人の解消法
久しぶりの山歩き、足の裏の感覚を意識しながら登りました。
登山初心者の時や登山の間隔が空くと下山時に毎回膝が痛くなる事が多かったんです。
急な坂を下りる時、カラダを横にし「カニ」のように降りたり、1歩1歩痛みの少ない足の方だけで降りたりしていました。
痛みがキツくなるにつれ、何時に目的地に着くんだろ??
ヘッドライトを使う位の時間帯になってしまう!!!
バスの時間に間に合わないかもしれない・・・・!!
焦りや不安があって登山に行くのも躊躇してしまう。
友達と一緒に行くのにも迷惑をかけてしまう・・・・。
なんて思っていませんか????
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この膝の痛みは登山中や縦走時の時にはどうすれば緩和するのかを私自身が実体験したコトは!
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それはこの解消法
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①母趾球
②小趾球
③踵
を意識して
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この図のように3つのアーチを意識して歩行する事により、膝の痛みが緩和する事が多いです。
しっかりと足の指を使いアーチを形成しながら歩く。
よく「スーパーフィート」などのインソールの助けを得ながら3点を意識をして歩く事で痛みを緩和できます。
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長い休憩時間の時にやるとオススメのケア方法
(冬期・厳冬期の登山はダメです!)
①登山靴を脱ぎ、靴ひもを緩め換気をする。
②インソールを出し、インソールを乾燥させる。
③靴下を脱ぎ太陽の下で乾燥させる。
④土踏まずや踵を握りこぶしを作って叩く。
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上記のケアの理由は、登山靴内に汗のため湿気がたまる事で
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①足自体の皮膚呼吸がしにくい環境になり足自体が疲れやすくなります。
②靴下が湿る事で登山靴内が少し滑りやすくなり足裏に自然と力が入る。
③靴下が湿ってしまって靴下のウール素材の厚みが減り靴擦れが起こります。
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登り前はしっかりと登山靴の紐を締めたのに5時間以上のコースタイム(CT)で登山していると登山靴が緩く感じ、紐を締め直したりした事ありませんか??
この、登山靴内の湿気が原因の事が多いです。
そうする事で足裏の疲労が溜まりやすくなり、膝の痛みや、フクラハギの攣りにつながります。
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まとめ
膝の痛みは登山者にとってとても悩みだと思います。
僕ら夫婦は縦走時にはトリガーポイントボールと言う硬めのテニスボールみたいなモノを持ち歩き山小屋で翌日の天気を考え登山計画を変更するかどうかを考えている間に身体のケアを行います。足の裏やフクラハギ、お尻の筋肉やハムストリング・大腿四頭筋など足を重点的に行います。
そうする事で翌日の登山も快適になりますし、怪我をしないというとても重要な要素を得られるようになります。
また、登山の計画を立てる時にはCTも重要ですが、休憩時間を細かく取る事で膝の痛みも緩和します。ですので膝が弱い方や初心者と一緒に行く方は登山計画を作る際には休憩を多く入れ早めにスタート・早めに下山が肝心です。
アルプスは寒くなる時期になりますが、秋晴れを信じてたのしみましょう〜〜〜 !!!!!
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