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腰が痛くて辛い時に自分でできる少しでも腰痛を緩和する方法

連休中に突然、腰が痛くなってどうしたら良いか困ったことはありませんか?

 

医療機関はやってないし、自分でどうにかしようとしても何をしていいかわからない。

痛み止めの薬を服用しても効き目がいまいちだったりで少しでも早く症状が緩和して欲しいと思いますよね。

 

この記事は

①腰痛の痛みを少しでも緩和したい方が自分で痛みを軽減する方法をお伝えします。

②マツモトキヨシなどドラッグストアや安さの殿堂ドン・キホーテなどでも売っているキネシオテープというものを使って処置する方法です。

 

 


キネシオテープを使っての腰痛軽減方法


床に座っていたり、柔らかいソファーなどで座っていて腰を痛めることがあると思います。

このようなところが痛くなったりしませんか?

 

上記の図の緑色の部分

「胸腰筋膜」と言います。

体を前に曲げた際に痛くなる場所がこのようなところであれば痛みを少しでも緩和することが可能かもしれません。


キネシオテープの貼り方


ドラックストアでキネシオテープという物を購入してもらうとありがたいですが、それと同等のものであれば大丈夫です。


赤い色の部分

に痛みがある場合

皮膚青色い矢じるしの方向に軽く引っ張りながら、身体を前に倒してみてください。

痛みが軽減すれば効果があります。

キネシオテープの貼り方も同様で

まず

①少し前かがみに上半身を傾けます。(腰が軽く「く」の字に曲がっている)

②皮膚を軽く矢じるし方向に引っ張ります。

③皮膚を引っ張った状態でお尻の方にテープを貼り付けます。

④皮膚は引っ張ったまま、テープをほんの少し伸ばしながら頭の方向へ置くように貼ります。

 

体を元に戻すと、テープが波打つように弛んだ状態であれば成功です。

テープの弛みがなくても皮膚の可動性が高い状態ならば成功です。

 


なぜ痛みが軽減するのか?


皮膚には感覚器官が存在します。

感覚入力器官というもので脳に情報を送る受容器があります。

「痛み」や「熱さ・冷たさ」、「押されてる感覚・異物を触れている感覚」など様々な外的要因からの情報を瞬時に脳に情報を送り反応する能力を持っています。

 

人間の感覚器官の優先順位というものがあります。
同時に複数の感覚が入力された場合の優先順位

  1. 運動入力
  2. 触圧覚入力
  3. 痛み入力
  4. 冷覚入力
  5. かゆみ

と上からの優先順位で脳に情報を送っています。

参照:生理学研究所 医学博士 柿木隆介先生
・システム脳科学研究領域 統合生理研究部門(柿木隆介研究室)
・生理学研究所

 

 

このキネシオテープをすることによって動いて痛いと感じている所に、キネシオテープを貼ることによって第2優先順位の「触圧覚」を活動させることにより痛みの軽減が起こります。

 

人間の体の仕組みや反射を使った疼痛緩和方法なのです。

 

この反射を利用している日常的な行動があります。

いきなり頭を叩かれたりした際に、反射的に叩かれた場所を手で押さえませんか??
手を叩かれた時に、叩かれた手を逆の手で押さえたりしませんか??

この押さえるということにより触圧覚を活動させ痛みを和らげる効果があるのです。

 

痛みが軽減したならば、できる限り動ける範囲で生活してください。

動くことで痛みが徐々に緩和して行きます。

無理に動いたり、安静にすると治りが遅くなります。

 

 

ぜひ腰痛でお困りの方はこちらの方法をぜひともお試しください。

 

少しでも痛みが緩和しますように!!!

 

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