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『なぜ、あなたの身体は硬くなるのか?』

こんにちはいつもブログを見ていただきありがとうございます。

茅ヶ崎駅南口のコクア接骨院の早乙女です。

 

先日、腰痛で来院された患者が身体が硬くて、硬くてどうすれば柔らかくなるんですか???
と質問され、その時の内容を簡単にブログにまとめて下さいとおっしゃったので書いてみました。

 

サブタイトル

筋肉は、使わなくても使いすぎても固くなるんです‼️


 

よく患者さんで「歳だから身体が硬くなって痛いんだ」「足が張って困る」「歳とると肩がコル」とよく聞きます。

 

これは、思い込みと言ってもいいです。

 

加齢で身体が筋肉が硬くなるなら、年々硬くなるはず。全ての高齢者が身体が硬くてロボットみたいな動きになっていますよね。でも、身体の柔らかい高齢者はたくさんいますし、ご自身の身体を触ってみてください。硬いところと柔らかいところがあると思います。

 

では何が原因なのでしょうか?


身体の柔軟性の低下の理由

運動量の減少

にあります。

 

仕事や家事が忙しくなると、運動量が減り生活に必要な動きばかり繰り返すようになりがちだと思います。そうすると体力が落ちて休みの日も家でゴロゴロと過ごす時間が増え、活動量も低下します。

運動を行う事で筋肉内の血流がよくなり柔軟性を保っていた筋肉はいつの間にか衰え、毛細血管が減り血液が届かないため、硬く縮む一方になります。


身体の柔軟性の低下の理由

使いすぎ

もあります。

 

筋肉の機能として『収縮』する事で力を発揮します。歩行したり姿勢を維持するだけでも収縮し活動します。長時間、同じ姿勢でデスクワークやインターネットサーフィン、スマホいじり、DSなどのゲームで遊ぶ、柔らかいソファーで本を読んだり、テレビ鑑賞などを繰り返すと、姿勢を維持する為に働く筋肉に負荷が集中して疲労してしまいます。その積み重ねで柔軟性が低下していきます。

 

使わなくても、長時間同じ姿勢でいる事により筋肉は硬くなるんです‼️


身体の柔軟性の低下の理由

内臓の不調

もあります。

 

身体の反射には「内臓体性反射」「体性内臓反射」など内臓から身体の骨格筋に影響を及ぼし柔軟性が低下する事があります。腰が痛くなった日から遡って3日前、7日前、またはそれ以前に体調の変化は無かったですか?

内臓からの情報が自律神経を介し体表の組織(筋肉や皮膚・関節など)に影響を与える反射を『内臓体性反射』と言い、また筋などの情報が自律神経を介し中枢部に集まり内臓に影響を与える反射を『体性内臓反射』と言います。

病気やストレスや食生活により、内臓に負担がかかると『内臓体性反射』により自律神経の中の交感神経が優位になります。交感神経優位の状態が続くと、交感神経支配の胸椎や胸郭が硬くなります。さらに呼吸も浅くなり、身体に酸素を送る機能が低下する事により身体の柔軟性が低下してしまいます。


失われた柔軟性を取り戻すには?

 

簡単なのは運動量を増やす事です。

しかし、失っている柔軟性のまま運動を始めるのは怪我を伴う恐れがあります。

ストレッチも柔軟性を増やします。

しっかりと目的の筋肉を伸ばせなかったり、ストレッチ方法を間違えたりすると「ストレッチをやった気分」だけになってしまい柔軟性が戻りません。

 

でも

硬く収縮した筋肉を効率よく動かして伸ばしてあげる事で、たとえ運動不足でも歳を取っても、身体はきちんと柔らかくなります。

しっかりと身体は反応してくれます。

 

患者様のどの部位がどのように硬くなっているのか、どの動きでどの部位が動きが悪いのかを細かく検査し、的確に治療箇所にアプローチしていきます。

内臓なのか、筋肉への血流の問題なのか、筋そのものなのか症状へのアプローチを行い、その症状を引き起こす原因へもアプローチしていく治療を行います。

 

身体が硬いを諦めてはダメです‼️

柔軟性はいつになっても得ることができます‼️

 

 

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