ココロとカラダを整えて人生を生きやすくする整体院 – スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) https://kokua-s.com ココロとカラダを整えて人生を生きやすくする整体院 Thu, 08 Jul 2021 10:31:20 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.2 7月8日 現在の状況 https://kokua-s.com/2021/07/08/%ef%bc%97%e6%9c%88%ef%bc%98%e6%97%a5%e3%80%80%e7%8f%be%e5%9c%a8%e3%81%ae%e7%8a%b6%e6%b3%81/ Thu, 08 Jul 2021 10:31:20 +0000 http://kokua-s.com/?p=2998 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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久しぶりのブログ更新となります。

6月末にコクア接骨院茅ヶ崎院を閉院し、茅ヶ崎の幸町に電磁波対策のテンソルリング製作工房と電磁波測定関連のスタジオアースの設立ならび完全予約制・紹介制の整体院を作っております。整体施術は週3日営業日を予定しております。

必要な方や必要とされる方への施術を行うための茅ヶ崎院となります。

 

完全予約制をとり気楽に来れる環境を廃止させていただきました。完全予約制は以前からとっておりましたが、茅ヶ崎院の営業日を削るために紹介制のみ、かつ完全予約制とさせていただきます。

 

時代に反したやり方ですが、僕はこれでありだと思います。

 

施術には感情問題やトラウマやカルマなどの問題を取り扱う施術も行うため、患者さん自身も心のあり方が必要になってきます。また、分子栄養学的指導にも大きく感情問題が関わります。

 

いくらサプリなどの栄養素を摂取したとしても、体調が優れない、病気の改善と再発が繰り返されるなどがある場合、それらは患者さんの感情問題がネックとなります。細胞を活性化するミトコンドリア機能は物質的枯渇(低血糖症などで栄養不足に陥るパターンや副腎疲労の有無や添加物や重金属摂取などによる代謝異常)によるものだけではなく、患者さんの感情にも大きく左右されます。

 

施術には感情問題を取り入れるパターンが多くなり施術時間なども必要となります。そのため患者さんも当院を選んでこられた方のみ施術をさせていただくという形を取らせていただきたいと思い、茅ヶ崎院の移転場所はとてもわかりにくい所にさせていただきました。

 

「コクア整体院に行きたい!」と思い来られた方に対して、私の限りある命の時間を使い施術させていただきたいと思います。

 

また、霊体エネルギー療法という治療法の講師業務も行っておりますので出張も多くなっております。さらに7月から厚木に接骨院の開業サポートに入る業務提携とホテルと提携し分子栄養学カウンセリングなども同時進行していきます。

 

また、全国の方からスタジオコクア製作のテンソルリング発注オーダーを受注しておりまして、現在オーダーがいっぱいの為、オーダーストップとさせていただいております。

 

家族との時間を確実に取らせていただきながら、業務を行って行こうと考えております。

現在の状況を簡単ながら説明させていただきました。

 

茅ヶ崎院の施術再開は今月の19日を予定しております。それまでには移転場所などの告知などをLINEの方でさせていただきます。予約の方もLINEで行いますのでよろしくお願いします。

ご予約はこちらから
https://lin.ee/tvAoXRw

 

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2月の診療日カレンダーになります https://kokua-s.com/2021/01/30/2%e6%9c%88%e3%81%ae%e8%a8%ba%e7%99%82%e6%97%a5%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%bc/ Sat, 30 Jan 2021 07:25:10 +0000 http://kokua-s.com/?p=2947 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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Hello world! https://kokua-s.com/2020/12/03/hello-world/ https://kokua-s.com/2020/12/03/hello-world/#comments Thu, 03 Dec 2020 15:08:02 +0000 http://kokua-s.com Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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「関節の軟骨がすり減っている」と言われ膝が痛いと諦めている方へ https://kokua-s.com/2020/06/26/knee-pain0626/ https://kokua-s.com/2020/06/26/knee-pain0626/#respond Fri, 26 Jun 2020 10:58:21 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2671 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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膝が痛いは軟骨がすり減っていたり

加齢による膝の変形によるものとは

限りません。

 

新たな視点から

膝の痛みに対する

考え方が生まれたら

良いと思い

記事にしてみました。

 

膝の痛みは

免疫力の低下も

あるということを

知っていただきたい

と思います。

 

 

 

膝が痛い!でまず思う原因とは

 

 

「軟骨がすり減って痛みが出てるんですね!」

→めっちゃO脚で元気に歩いてるおばあちゃんいるのはなぜ?

 

 

「筋肉が落ちてるから膝が痛くなるんですね」

→筋肉がある人でも膝痛くなる人いるけど筋肉落ちたから?

体重のせい??

 

 

そう思われている方がほとんどだと思います。

また、

 

 

関節の痛みや筋肉の痛みはほとんど

  • その箇所の原因→物理的な問題(筋肉、筋膜、靭帯)
  • 重心のバランスが原因→筋肉のバランスの問題

と思っている方が多いと思います。

 

 

 

よくある解決法とは

【解決方法】

→痩せればいい

→筋肉鍛えればいい

と思ってますよね??

僕も思っていました笑

 

 

 

 

 

しかし

他にも原因が

あるんです。

 

 

思っていた膝の痛みの原因の他に何があるのか?

 

 

 

関節の痛みは

打つけた、捻ったなどの外傷以外は

カラダの内側の問題が多いです。

 

 

聖路加国際病院 医師の研修生に指導するファイルです

https://www.igaku.co.jp/pdf/resident0812-4.pdf

 

 

【急性単関節炎(1箇所の関節が痛いという場合)】

🔹細菌性関節炎 (細菌によるもの)

→非淋菌性(高齢者、免疫不全の患者さんに多い)

→淋菌性(若年者に多い)

 

🔹結晶誘発性関節炎 (代謝が悪いなど)

→痛風

→偽痛風 (高齢者、膝、手首・肩などに多い)

 

🔹外傷性  →ぶつけたなど

 

🔹急性多関節炎の初期 → 菌やウイルスなどや自己免疫疾患など

 

 

 

免疫力が落ちると膝が痛くなる!?

 

 

簡単にいうと

不摂生により免疫が落ちる

腸内細菌叢の悪玉菌が多くなる

腸内で以上繁殖してしまう

腸壁を壊して腸管の毛細血管から細菌が侵入

血液によって細菌がいたるところへ

カラダが重いなど疲労など感じる
軽い炎症症状状態
(血液検査などにはあまり影響がない)
(→病気の範囲ではないということ)

液体(関節液)などに侵入

関節内で菌が
異常に増える→検査で「陽性」→細菌性関節炎

やや増える

痛みが出る

『なんで痛めたかわからない???』

『なんか膝が腫れている!!』

レントゲンを撮る
変形している

軟骨がすり減ってるね!!

となる

スゴく簡単にしたパターンです 笑

 

 

こんなこと言われたことないですか?

 

よく、何もしていないのに膝が腫れた!

痛みがある・・・・

という方が病院行って検査したら

「菌が入っていましたね!」

と言われたりしますよね。

 

 

 

 

また、PCR検査など最近では

検査をよく耳にしますが

菌やウイルスなど

検査ではある基準値を

超えなければ「陽性」反応は

出ません!!

 

 

 

 

「陽性」反応が出てなくても

免疫力が落ちた

上記の過程を踏んだ

カラダの膝の中には

ある一定の量の

細菌やウイルスがいると

言われています。

 

 

 

 

免疫力が落ちると

関節は痛くなるようです

 

 

 

 

免疫を落としてしまう要因とは

 

 

 

【免疫が落ちる要因】

  • 過剰な運動
  • 添加物の多い食事
  • 糖質過剰な食事
  • 砂糖の取りすぎ
  • お酒の飲み過ぎ
  • パンやパスタやラーメンの食べ過ぎ
  • 乳製品の取りすぎ
  • タバコの吸いすぎ
  • 寝不足

などなど

 

 

いやいや体重のせいとかじゃないの?

 

 

体重のせいと

思いの方が

いるかと思いますが

私は100Kg超えの体重で

20キロ以上のザックを

背負って7日間北アルプスを

歩いていました。

(プロバイオティクスや

栄養サプリメントを補助に

腸内環境を意識していました)

 

 

 

 

肥満の方は

腸内が慢性炎症を

起こしていると

言われています。

腸内環境が悪いん

ですね。

 

 

細菌とかではない結晶誘発性関節炎とは????

 

 

結晶誘発性関節炎は

カラダの

消化吸収機能や

排泄機能が

添加物の多い食事や

重金属の蓄積や

ミネラルの不足や

タンパク質、ビタミンB群などの

不足などによって

本来排泄するものが

排泄されず

または

解毒できずに

「血液内に残ってしまう」

「各臓器に溜まり炎症を起こし

発症の原因になる」

など多いと言われて

いるようです。

 

 

結晶誘発性関節炎は具体的にはどんなこと??

偽痛風編

 

偽痛風の原因となる

ピロリン酸カルシウムは

食品添加物や歯磨き粉に

含まれています。

リン酸の多い食事も影響します

リンの添加食品は

  • ハム
  • ソーセージ
  • インスタントラーメン
  • 清涼飲料水
  • スナック菓子
  • レトルト食品
  • 調味料
  • 缶詰
  • などです。

「リン酸Na」と表示されています。

または

安いサプリメントにも

入っていますので注意が

必要です。

 

カルシウムとは仲が良いため

腸内で結合して

リン酸カルシウムに

なります。

これが全て

ピロリン酸カルシウムに

なるとは違いますが…

 

 

痛風編

 

痛風の原因となる

尿酸値は

精神的ストレスや

肉体的ストレスなどで

多くなります。

なぜ??多くなるのか

尿酸はガンや老化を防ぐ

「活性酸素」からカラダを

守る「抗酸化物質」なのです。

他に抗酸化物質はといえば

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE

です。

これらの摂取が足りないよう

ならば、カラダは

尿酸を作ってしまいますよね。

 

 

結晶誘発性関節炎も免疫が落ちる要因が原因???

 

栄養の吸収や酸素を運ぶ

赤血球や血漿の材料の

タンパク質不足など

大きな原因になります。

糖質過剰な食事中心だったり

添加物の多い食事だったり

砂糖の取りすぎなど

上記の【免疫が落ちる要因】に

書いたような

「活性酸素」をたくさん

作ってしまうような

生活習慣が原因になってしまいます。

 

 

まとめ

 

免疫も体内循環も

必要なカラダの機能が

整えれば

免疫も正常に

吸収・同化

排泄も正常に

なります。

カラダは常に平常を保ちたい

と願っています。

それを壊してしまうのは

いったい誰なのでしょう?

 

 

 

リメディ療法で免疫をケアしてみませんか?

 

栄養療法でカラダの解毒・排泄機能を高めませんか?

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https://kokua-s.com/2020/06/26/knee-pain0626/feed/ 0
頭痛を伴う肩こりをお持ちのネイリストKさんのセルフケア方法 https://kokua-s.com/2020/03/18/nailist-shoulder/ https://kokua-s.com/2020/03/18/nailist-shoulder/#respond Wed, 18 Mar 2020 14:55:40 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2639 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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ネイリストの方のお悩みは肩こりが多いと思います。

現在治療中の患者さんがネイリストさんでした。

そのネイリストさんのお悩みを記事にしてみました。

同業者の方は自分と照らし合わせて読んでみてください。

 

頭痛を伴う肩こりを抱えたネイリストのKさん

今回の患者さん ネイリストのKさん

ネイリストのKさんのお悩みは肩こりが酷く、目の奥からの辛い頭痛がある。
腰のちょっと上の箇所が痛いというお悩みでした。

 

Kさんの問診内容

ネイリストのKさんは、

  • 3時間くらいは同じ姿勢でネイルを行う
  • 10〜12時間くらい仕事をしている。
  • デザインしていて集中力を使う
  • 朝食はなし、食べれる時はおにぎりやパン
  • お昼は空いた時間に菓子パンなどが多い
  • 朝はコーヒーを飲む習慣がある
  • 夕方ごろに甘いものが欲しくなる
  • 練習をするので帰りが遅い
  • 夕飯もコンビニが多い
  • 身体に気を使って野菜ジュースやサラダを買う
  • 週に3回は飲みに行く
  • だいたい便秘気味
  • 不眠症ぎみ
  • 睡眠時間4〜5時間
  • 目覚めが悪い
  • 寝ても疲れが取れない
  • 風邪をひきやすい

 

という日常を過ごしていました。

問診の内容から考察すると頭痛を伴う症状は栄養の問題も大きいのかなと推測れます。

 

Kさんの姿勢分析

まずKさんは職業上、クライアントさんのネイルを行うため前かがみの姿勢をとり2〜3時間同じ姿勢をとり続けるという身体にとっては過酷な条件です。

下を向く姿勢をとることで、頭の重さを首で支えるしかありません。

このような状態が定着するとストレートネックと言われます。

上記のイラストのように首の骨や筋肉が固まりまっすぐになってしまい、頭を支える柔軟性がなくなってしまいます。

 

クライアントさんの爪に細かなデザインをするため、顔を爪に近づけることで背中が丸まります。

さらに長時間、椅子に座った作業なので、お腹の方も力が緩み、腰も丸くなります。

上記の姿勢を長時間取ってしまうことで呼吸も浅くなってしまいますし、呼吸が浅くなることで身体全体に行き渡る酸素の量も減るため身体のいたるところが酸欠になってしまいます。

筋肉をたくさん使うところから、酸欠は進みます。

ネイリストさんは身体の中でも重量のある頭を保持するために首の筋肉が過緊張を起こしストレートネックになりやすく、肩周りの筋肉が酸欠を引き起こしコリを生じてしまいます。重症化すると頭痛や吐き気や情緒不安定までも現れてしまいます。

 

https://kokua-s.com/blog/20180130/

 

また、長時間の座り仕事で骨盤も後ろに傾きやすく内臓も下に落ちやすくなり(内臓下垂)、子宮や膀胱や大腸下部などの血流の循環も悪くなります。生理痛が辛くなったり、月経前症候群PMSの症状で悩んでいる方の原因にもなりかねません。

下半身の循環が悪くなることでむくみや冷え性もこういったことから起こりやすくなっています。

 

 

Kさんの内臓分析

さらに内側(内臓)の状態を分析いたします。

 

  1. 身体的ストレスと精神的ストレスが多い
  2. 睡眠不足→成長ホルモン・抗ストレスホルモン分泌の低下
  3. 食事が糖質に偏りすぎ
  4. ストレスと腸内環境悪化のためコルチゾール産生過多
  5. タンパク質不足
  6. セロトニン→メラトニン変換低下(不眠症)
  7. 日内変動の不調
  8. カフェイン依存→グルコーススパイクの引き金
  9. 血糖値の乱高下が起きている
  10. 低血糖症
  11. 副腎疲労

 

ホルモンの分泌と自律神経の変化が身体の中で起きていて、疲労しやすくなっている状態と考察できます。

 

Kさんの姿勢と内臓

つまり、内臓の疲労からも姿勢の維持に影響が出てしまいます。

説明すると、低血糖症・副腎疲労を引き起こす状態の方は肩こりや腰痛・疲労が取れない人が多いです。

さらに副腎疲労の方の腸内環境は悪いです。

腸内環境が悪い方は免疫力は低下します。

風邪をひきやすくなるのはこういった理由です。

Kさんの状態はこのような感じでした。

 

Kさんの身体の考察

身体の外側と内側との関係性が大きく関わります。

身体の内側がうまく働かないと、マッサージや身体の歪みを整えて血流の循環を良くしたとしても身体は形状記憶しているので身体の歪みが戻りやすくなります。

 

自己治癒力は内分泌に大きく関わります。

身体を回復するホルモンがきちんと出てないと治りにくいのはわかりますよね。

自律神経⇆内分泌系⇆免疫⇆自律神経

 

このやりとりがうまくいかないと、筋肉は固くなり痛みの物質やコリなどが生まれ、身体の歪みが生まれてしまいます。

 

身体の歪みは内分泌の不足や自律神経の乱れから生まれてしまう理由です。

 

Kさんのような方のセルフケア方法

 

Kさんのご自宅でのセルフケアは

  • ビタミンB群を摂取する
    • エネルギーを作り出す栄養素であるビタミンB群を摂取する
  • タンパク質と野菜・果物をたくさん取る
    • タンパク質や酵素やカリウムなどミネラルやビタミンを多く摂取する
  • 5分でいいから昼寝をし、夜は極力11時までに寝る
    • 睡眠は身体を回復させる重要な時間です
  • 砂糖・小麦、牛乳を減らす
    • 精製されたもの(血糖値を急上昇させる物質)などを取らないようにする
  • 毒素を摂らず、排出する
    • 農薬や添加物などをできる限り取らない。重金属を排泄するミネラルの摂取をする
  • ストレスをコントロールする
    • ストレスが悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)を生み、身体中の酸化を促進させる
  • 朝、コップ1杯の塩水を飲む
    • 副腎疲労で失われたイオンバランスを整える

このような宿題を出させていただきました。

 

Kさんへの施術内容

治療においては肝臓、腎臓、小腸、胃などの内蔵の治療と自律神経の治療を行い、回復する能力を高める施術をしました。

その後に筋肉や骨格の治療を行い身体の歪みを整える施術を行いました。

施術した後は痛みは10→7に、3日後7→5になりました(7日後の2回目の来院の際に教えていただきました)

 

Kさんの施術 5回目の状態

5回目の治療の際には頭痛を伴う肩こりは殆どなくなり、ご自身も少しの肩こりの感覚が分かるようになりました。

 

以前は肩こりがわからないくらいにパンパンに張っていたようです。Kさんが美容室に行った際に美容師さんに「この肩こりは半端ないですよ」と言われないと自覚できなかったというエピソードもあるくらいです。

 

また、食事指導の結果も現れました。

  • カフェインを取らなくても大丈夫
  • 朝の疲れがなくなり目覚めが良くなった
  • お腹の調子が良くなり便秘が改善
  • 頭痛が改善傾向
  • 不眠症が改善してきた
  • 夕方の疲れがなくなった
  • 集中力が増した
  • 足がつらなくなった

 

などの改善点が現れました。

 

 

まとめ

内臓からも姿勢の影響が大きくでます。

先ずは栄養セルフケアの方でもある程度の改善は可能かなと思いますので、頭痛を伴う肩こりの症状の方は栄養セルフケアを試して、ご自身で行うストレッチをしてみると良いかと思います。

 

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免疫は高めてはダメ!強化する!免疫力のバランスについて https://kokua-s.com/2020/03/13/immunity/ https://kokua-s.com/2020/03/13/immunity/#respond Fri, 13 Mar 2020 12:15:36 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2623 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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免疫力を高めよう!!
免疫力を向上しよう!!

 

多くの方が言っています。

 

来院される患者さんも「どうやったら免疫力を上げられますか?」という質問があります。

 

その答えの回答は
「免疫力は上げるのではなく、落とさない!かつ、強化する」としたほうがしっくりときます。

 

免疫力ってなに?

免疫と聞くと細菌やウイルスを攻撃するというイメージはないでしょうか?

 

免疫力を高めればウイルスを退治してくれる

免疫力を高めれば細菌を寄せつけない。

というイメージがありますよね。

 

免疫の力(チカラ)はイコール 攻撃力 と想像してしまいます。

 

免疫力を上げましょう=攻撃力をアップさせましょう。

と思っておられる方が多いかと思います。

 

朝日新聞デジタル

免疫を高める=病気にならないと勘違いしていませんか
弘前大学大学院医学研究科臨床検査医学講座准教授 齋藤紀先一部の健康食品や、あやしげな医療本に「免疫力アップ!」という表現がよく使われていますが、「どんな抗原に対する免疫がアップ」するのか、明確でないことが少なくありません。もし、すべての抗原に対して免疫力がむやみにアップしたら、それは大変なことです。さまざまなアレルギーや免疫疾患になってしまいます。

このようにも記事になっています。

この世のすべての異物に対して体の免疫反応は強い方がよいかと言うと、そうではありません。すべての病気について「免疫を高める」ことが「病気にならない」ことにつながると勘違いしている人が少なくないと思いますが、異常に強い免疫反応によって生じる病気が数えきれないほどあるのです。

確かに、感染症として悪さをする細菌やウイルスに対しては免疫が強い方がよいでしょう。その一方で、体にとっての異物の中には「たいして悪さをしない」ものや、「放っておいてもよい」ものがいくらでもあるのです。例えば、花粉やほこりなどです。

これらの異物に対しては、たとえ体内に入っても免疫の仕組みが働かない方がよいのです。ところが、こうした異物に対して異常に強い免疫反応を起こしてしまう人がいます。この「異常に強い免疫反応」が「アレルギー」です。花粉症は、花粉に対する異常な(過剰な)免疫反応が原因なのです。

ですから、何でもかんでも免疫が強い方がいいというのは間違いです。当たり前のことですが、「それぞれの異物(抗原)に対して、それぞれにちょうどいい免疫反応」が備わっていることが健康な状態と言えます。

 

 

これを踏まえて免疫とは? を考えて行きたいと思います。

免疫というもの

免疫力とは単純に攻撃力というものではありません。

上記の記事は免疫における攻撃力をメインとしてのお話だと思います。
免疫細胞とは攻撃をするものと統制し攻撃を抑えるものに別れます。

 

 

【自然免疫チーム】
特攻隊メンバー

  • マクロファージ
  • 顆粒球
  • NK細胞

 

【獲得免疫チーム】

  • T細胞
    • キラーT細胞
      • 感染した細胞を徹底的にブチ壊します。見境なく細胞が死滅したとしても攻撃の手を辞めない殺しのT細胞です。
    • 制御性T細胞(Tレグ)<サプレッサーT細胞>
      • Tレグは厳格なレフリー。絶対に反則を許さない、忠実なレフリーです。現状を冷静に把握し判断する重要な細胞。感染した細胞が殲滅したら即座にキラーT細胞を止める役割。キラーT細胞の暴走を止める。
    • ヘルパーT細胞
      • スーパー軍師、策略家。マクロファージから敵の侵入を検知すると、最速かつ確実な作戦を即座に考え、キラーT細胞とB細胞に指令をだす。
  • B細胞
      • 感染した細胞内などに潜んでる病原体に対して抗体を作る細胞

 

その中でも

リンパ球チーム

  • NK細胞
  • T細胞
    • キラーT細胞
    • 制御性T細胞(Tレグ)<サプレッサーT細胞>
    • ヘルパーT細胞
  • B細胞

 

があります。

 

 

侵入してきた細菌やウイルスをまずは自然免疫チームが働き、取り逃したものを獲得免疫チームが処理します。

マクロファージと顆粒球は細菌などの比較的大きいサイズの侵入者に対しては対応できるのですが、ウイルスや花粉などの小さな侵入者は取り逃がしてしまいます。

NK細胞はウイルスに犯された細胞やガン細胞など細胞を見つけると独自で感染した細胞を攻撃します。

 

 

獲得免疫チームは、リンパ球のT細胞やB細胞が担当している免疫です。

B細胞は侵入してきたウイルスなどの情報を元に抗体(武器)を作り、敵に適した武器で攻撃します。感染を繰り返すことにより敵の情報を得ることで抗体を作ることができます。
敵を知り、敵の弱点のデータを蓄積させて行きます。このことにより抵抗力が増して行きます。
免疫の暴走などはこのリンパ球チームが引き起こします。

自然免疫チームは、マクロファージや顆粒球が担当している免疫です。
身体の警備隊というポジション。異物が侵入してこないかを常時パトロールしている免疫になります。こちらは、感染を繰り返しても抵抗力は高まりません。

 

免疫を高めるのではなく、”強化する”

免疫を高める・上げるとなると

攻撃力を上げる というような解釈が上記の記事です。

免疫を上げすぎると免疫力の暴走 = サイトカインストーム

というようなアレルギーや免疫疾患などになってしまい

恐ろしいものと論じています。

 

齋藤紀先先生の解説はとても素晴らしく免疫力を高めるだけではダメですよ。

と教えていただいております。

常にバランスが大切。

キラーT細胞やNK細胞、B細胞 = 攻撃力 だけが免疫ではない

ということです。

守備的免疫細胞の

  • ヘルパーT細胞
  • 制御性T細胞(Tレグ)

がいかに働き、攻撃力がある細胞をコントロールできるかが重要なのです。

 

それゆえに攻撃的免疫細胞と守備的免疫細胞、両方の『免疫の強化』が最重要になってきます。

 

強化する方法とは

体の免疫の60%は腸内にあると言われています。

腸内環境を整えていることにより免疫の機能も向上します。

免疫を整える栄養素として

たんぱく質、食物繊維、乳酸菌、ビ タミン、ミネラル、ファイトケミカルが上げられます。

T細胞、NK細胞、マクロファージなどの免疫の主力になる細胞は良質なタンパク質が原材料となります。

次に

プロバイオティクス:乳酸菌を摂取することが重要になります。

「プロバイオティクス」とは、ヒトに有益な作用をもたらす微生物を表す概念で、1989年にイギリスの微生物学者であるフラーにより提唱された「腸内フローラのバランスを改善することによりヒトに有益な作用をもたらす生きた微生物」という定義が広く受け入れられています。また、FAO/WHO*では「十分量を摂取したときに宿主に有益な効果を与える生きた微生物」と定義しています。
従来、「プロバイオティクス」は乳酸菌などの有用菌を表す学術的な用語として用いられてきましたが、現在では有用菌を利用した様々な食品の表示に使用されるようになってきており、「プロバイオティクス」を食品に表示する場合の何らかの取り決めが今後つくられる可能性もあります。*FAO:国連食糧農業機関、WHO:世界保健機関

~生きた乳酸菌がおなかの健康を守ります~
発酵乳や乳酸菌飲料(生菌)に含まれる乳酸菌(乳酸桿菌、乳酸球菌、ビフィズス菌)が、生きたまま腸に到達し、多量の有機酸(乳酸、酢酸)を作ります。この有機酸によって有害菌の増殖が抑えられ、腸内腐敗の防止、腸内菌叢の正常化につながります。また、この有機酸は、腸管の運動を活発にするので、栄養素の消化・吸収が向上します。さらに、乳酸菌の中には、腸内で作られた有害物質を吸着したり、また、免疫機能を高めるなどの働きがあることが最近の研究で明らかにされています。

一般社団法人 全国発酵乳乳酸菌飲料協会
発酵乳乳酸菌飲料公正取引協議会

プロバイオティクスと感染症:杏林大学 保健学部教授・学部長 神谷 茂先生

プロバイオティクスと感染症2

腸内フローラと健康 乳幼児期のフローラの重要性:前東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授 伊藤 喜久治先生

 

乳酸菌を取ったならば、お腹に善玉菌が増えていくと思わないでください。

プロバイオティクスを入れて、食物繊維をとることにより善玉菌を増やし育てて行きます。

 

免疫に関わるビタミンの代表として

ビタミンAが上げられます。
ビタミンAは皮膚や粘 膜などのバリアを強化し、ウイルスや細菌の侵入 を ブ ロ ッ ク す る 働 き が あ り ま す 。

ビタミンC・ビタミンDに関してはこちらの記事をお読みください。

ミネラルでは亜鉛やマグネシウム、セレンが免疫に関わります。

次に乳酸菌と取っていただきたいのが、ファイトケミカルです。

ファイトケミカルとは天然の植物が作り出した天然の化学物質という意味です。

ファイトケミカルは、次の6つのタイプに大別 されます。

  1. ポリフェノール(植物の色素やアクの成分)
  2. 含硫化合物(ニンニクなどの香りのもと)
  3. 脂質関連物質(β-カロテンなどのカロテノイド類)
  4. 糖関連物質(海藻類のフコイダンなど)
  5. アミノ酸関連物質(アスパラガスのグルタチオンなど)
  6. 香気成分(柑橘類のリモネンなど)

ま た 、免 疫 に 関 連 す る 作 用 の 観 点 か ら 、次 の よ うに分類することができます。

(1)免疫活性維持作用

日常生活における免疫力を保つ作用です。皮膚 や粘膜の免疫バリアを健康に保つβ-カロテンや、 抗酸化力によって免疫細胞のダメージを防ぐクル クミン(カレー粉に含まれる)などがその代表です。

(2)攻撃力向上

NK細胞やT細胞といった免疫細胞の数を増 したり、活性化する作用で、キノコに含まれる β – グルカンや 海 藻 のフコイダンなどがあります 。

(3)抗アレルギー作用・抗炎症作用

アレルギー反応や炎症を抑制する作用です。 ピーマンのルテオリンはアレルギーに関わる酵 素の作用を阻害し、トマトなどに含まれるリコペ ンは抗酸化力によって抗炎症作用を発揮します。

そ の ほ か 、フ ァ イ ト ケ ミ カ ル に は 、免 疫 を 介 さずに細菌やウイルス、がん細胞を直接攻撃す るものもあります。

これらの作用をもつフ ァ イトケミカルをま とめると表1のようになります。

免疫を整える食品 麻布医院 院長 髙橋 弘

 

乳酸菌と共に摂取することで免疫の強化を図るのはファイトケミカルのβグルカンなどは、私自身が体感し効果を実感したものです。

このような論文もございます。

まとめ

様々な免疫学に精通している医師、医学博士、教授の方々の意見をまとめて見ました。

 

免疫力の強化というのは、

  1. 攻撃力を高める
  2. 抑止力を高める
  3. 統率力を高める

ということなのです。

免疫力が弱い人というのは、この3つのうちのどれか、もしくは複数が弱いということなのです。1が強くて2が弱いと、肺炎は重症化します。

このようにバランスがとても大切なのです。

関連ブログ

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私たちが自分できる新型コロナウイルス感染予防法とは https://kokua-s.com/2020/03/08/infection-prevention/ https://kokua-s.com/2020/03/08/infection-prevention/#respond Sun, 08 Mar 2020 14:54:41 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2580 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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私たちが自分できる範囲の新型コロナウイルス感染予防

現在、わかる範囲の新型コロナウイルスの感染予防などの文献をもとに調べて行きたいと思います。

いかにウイルスに接触しないよう予防するか!

感染したとしても発症をした際に軽症に抑える免疫力をどう備えるかを記事にしました。

記事の最後にビタミン類の処方目安が載せています。

  • 現在上海医師会で行われている処方
  • 国際オーソモレキュラー医学が推奨している処方

 

■感染症とは

画像引用:AMR臨床リファレンスセンター

ウイルスに感染するには、どのような感染経路があるかを考えてみます。

  • 接触感染
  • 飛沫感染

の2つが挙げられます。

気道症状(咳、鼻汁、咽頭痛)がある方は必ずしてもらいたいことは

”咳エチケット”になります。

画像引用:AMR臨床リファレンスセンター

 

  •  マスクをする
    • 鼻や顎までキチンと隠れるようにつけましょう。
  • マスクがない時
    • テッシュやハンカチを用意して口や鼻を覆って咳やクシャミをしてください。
    • 使用したらテッシュはゴミ箱へ、ハンカチはなるべく早く洗いましょう
  • とっさの時には
    • 袖で口や鼻を覆ってください。

 

 

■外側からの侵入を防ぐ感染予防

新型コロナウイルスの知っておきたい知識として『エンベロープウイルス』であるということです。

医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド

こちら日本環境感染学会の発表によると新型コロナウイルス(COVID-19)はエンベロープを有すると記載されています。

 

イソジンHPを参照

エンベロープはその大部分が脂質から成るためエタノール有機溶媒石けんなどで処理すると容易に破壊することができる。このため一般にエンベロープを持つウイルスは、消毒用アルコールでの不活化が、エンベロープを持たないウイルスに比べると容易である。Wikipediaより

これらからエンベロープタイプウイルスに対しての対策はどのようなものがあるか考察してみたいと思います。

 

防御策その1

【手洗いについて】

エタノールやアルコールウエットティッシュなどが売り切れが続出しています。

しかし、上記にあるように石けんによる手洗いでも有効なのです。

安心してください。エタノールじゃなくても石けんでコロナウイルスを除菌できます。

 

一般にエンベロープをもつウイルスはアルコールや石鹸など脂質を溶解する消毒薬に対して感受性が高く、逆にエンベロープをもたないウイルスは不活化されにくい。
秋田大学 医学部HP

とあります。

 

新型コロナの防御膜(エンベロープ:脂溶性の膜)は石けんや台所用洗剤などの「界面活性剤」でも壊れます。下記の図のように薬用石けんなどで30秒しっかりと手を洗うことにより新型コロナウイルスは不活化して感染を逃れられます。

低コストでの予防ができるということです。

首相官邸HP

 

防御策その2

【エタノール消毒について】

エタノールに関しても注意が必要です。

エタノールの最適除菌濃度は70~80重量%で、80重量%以上になると逆に除菌力が低下します。

日本食品洗浄剤衛生協会より参照

Amazonなどでエタノールの原液を入手した方などエタノールの濃度が濃い方が除菌効果が高いと思いの方がいるかと思いますが、それは間違いです。水とエタノールの混合液を作る際にはエタノール濃度を70%に設定して作ってください。

エタノール濃度70%時にエタノールと水の分子組成比が1:1になり、エンベローブ を破壊して不活化させます。

エンベロープウイルスはエタノール消毒で15秒の消毒により不活化させます。

健栄製薬HPより

知っておきたい消毒薬の知識 医学と医療の最前線を参照してみてください。

 

■外側からの侵入を防ぐ、内側からの防御策

次は第2のステップです。

これから起きる現象として手洗いでは防げない状況が多くなると思います。

 

感染経路は目の粘膜や口腔からが一番感染しやすいところです。
この感染経路から推測して手洗いやうがい、マスクの着用などを推奨してきました。
これらの対策を行っていたとしても、感染してしまうリスクは大きいようです。

 

ここから先は、もともとヒトが持っているウイルスや細菌から防御する機能を使いウイルスから逃れるにはどうしたら良いかを考察して行きます。

 

 

ウイルスが侵入口から入る際に防御するのは私たちに備わっている免疫細胞が働き感染を防ぎます。

私達が最終的に感染を予防するには自分の免疫力が『最大の防御力』となることは忘れてはいけません。また、感染したとしても発症しない免疫力があれば問題はなく、発症したとしても軽症にとどめられます。

 

免疫を落とさないようにする基礎的習慣とは?はこちらの関連記事へ

 

栄養療法を行う当院では栄養素からみる免疫力を最大限に発揮できる予防方法を考察して行きたいと思います。

 

まずは

防御策その1

【ビタミンDの効果】

ウィスコンシン大学医学部の”Vitamin D and the anti-viral state”(ビタミンDと抗ウイルス状態)という論文です。

ビタミンDの摂取は循環器系、抗ウイルス・抗菌作用、免疫疾患、悪性新生物に予防的および治療的効果があるとあります。

今回の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)にビタミンDの効果があるかはわかりませんが、「ビタミンDは免疫を落とさない可能性を秘めている」と言うことです。

決して新型コロナウイルスに効果があると言う証拠ではないと言うことを先に言っておきます。

 

新百合ヶ丘総合病院のサイトにもこのような記事があります。

このビタミンDについて近年研究が進み、健康に対するより様々な効用があることが明らかになっています。まず、免疫力の向上やアレルギー症状を改善する作用です。ビタミンDには細菌やウイルスを殺す「カテリジン」というタンパク(抗菌ペプチド)を作らせる働きがあります。また「β-ディフェンシン」という抗菌ペプチドを皮膚上に作らせ、バリア機能を高めていることもわかっています。ビタミンDは食べ物から摂る以外に紫外線を浴びることで体内に合成されますので、紫外線が減少する冬場はビタミンDが減少し抗菌ペプチドも減少。風邪やインフルエンザにかかったりアトピー性皮膚炎が悪化しやすくなるのはそのためでもあるようです。

夏場のインフルエンザ流行も気象の変化で日差しが強く、日焼け防止クリームを小まめに塗ることが多くなり、ビタミンDの合成が減っているため感染が増えているとの推測もあるようです。

 

このような情報もあります。

 

防御策その2

【ビタミンCの摂取】

ビタミンCの役割

ビタミンCは私たちの身体にとってさまざまな役割が与えられています。

  • 免疫系の障害
  • 血液凝固系の障害
  • 腎機能低下によるものの障害
  • 結合組織生成阻害によるもの(筋肉や靭帯などの生成阻害)
  • 神経系機能不全によるもの
  • エネルギー不足によるもの

ビタミンCの守備範囲の広さはとてつもなく広いです。

 

特に今は未知のウイルスとなる新型コロナウイルスの報道などで不安や恐怖やデマなどの影響もあるため精神的ストレスがとても多いと思います。ヒトはこのストレスに対抗するために分泌されるのが副腎皮質ホルモンです。ストレスに負けない副腎皮質ホルモンの生成の代謝にビタミンCが大量に必要になります。

ビタミンC不足による身体への影響

ビタミンCが足りなくなった場合に起きる身体への影響はどんなものがあるか?

  • 顔色が悪くなる
  • スタミナが失われる
  • 息切れがする
  • 関節や手足に痛みが発生する
  • 走るような痛みが脚に怒ることもある
  • 歯茎が痛くなる
  • 歯茎がちょっとのことで出血する
  • 皮膚に出血のためアザみたいなのができる

このような症状は風邪の初期症状に似ていませんでしょうか?また、虫歯もないのに歯がしみるなど経験したことはないでしょうか?このような場合、免疫力が落ちている症状の表れとなっています。

 

よく耳にする”活性酸素”

”悪玉活性酸素”の大量産生が私たちの免疫を担当するT細胞を殺して免疫機能を低下させてしまう作用があるのです。

  • 風邪を引いた場合にはウイルスや菌が入り身体の免疫細胞が戦い”活性酸素”が生まれます。
  • ストレスに際して分泌される副腎皮質ホルモンの合成や分解の時にも”活性酸素”が生まれます。
  • 糖質過多の食事はメイラード反応によって”活性酸素”が生まれます。
  • ”活性酸素”が増え過ぎたときに消去する酵素(SOD)が40歳以降の壮年期になると衰えます。

この”悪玉活性酸素”の除去をする役割を担うのがビタミンCの役割です。ビタミンCが不足する場合、悪玉活性酸素の除去が行き渡らなくなり免疫機能を低下する可能性があります。

 

 

ビタミンCによる抗ウイルス・抗菌作用

抗ウイルス

ビタミンCと風邪との関係についての先駆者 アーウィン=ストーン氏の処方の教訓には常日頃ビタミンCを取っていれば風邪は予防できる。ビタミンCの摂取が不足すれば、ウイルスの攻撃に対して弱く、風邪をひくということである。だからこそ、その不足分を補えば風邪は遠ざかるはず

風邪をひくと免疫細胞である白血球のビタミンC含有量は半分に減り、それが2〜3日続き、ウイルスや細菌に対する攻撃力が低下する

 

ビタミンCを摂取すればウイルスや細菌から守ることができるように感じますが、ビタミンCは全ての風邪のウイルスに効果があるとは限りません。

ビタミンCの効果のあるウイルスは

  • インフルエンザウイルス
  • コックサッキーウイルス
  • アデノウイルス
  • レオウイルス
  • コロナウイルス
  • ライノウイルス

などです。

ビタミンCの効果が期待できないのは「マイコプラズマ」です。

 

風邪はまずウイルス感染に始まり、これに溶連菌や肺炎球菌などの細菌が追い打ちをかけて、結局は≪混合感染≫の形をとります。

娘が〇〇ウイルスにかかり、処方された薬を見ながら『〇〇ウイルスにかかっているのに、なんで抗生物質を処方したんだろう??』と疑問がありました。上記のことから混合感染による細菌への対応としての抗生物質だったと謎が溶けました。

ビタミンCにも殺菌効果はあるとはいえ、ウイルス感染の段階で阻止できたら越したことはないですよね。

 

そのビタミンCの抗ウイルス作用は

大きく3つあります。

  1. 直接ウイルスを攻撃しそれを破壊すること
  2. 白血球の食作用を増強すること
  3. インターフェロンを作って間接的にウイルスの活動を阻止

という作用です。

 

簡単に表すと⒈ビタミンC単独の作用と⒉白血球のバックアップに⒊インターフェロンというロボットを作っての攻撃があります。

このインターフェロンの材料はタンパク質です。

ビタミンCが補酵素としてインターフェロンを合成します。

インターフェロンは、リボゾームに持ち込まれた遺伝子情報が偽物であることを見破り、それを排除する。そうなれば、リボゾームはウイルスの衣の製造などを強制されることなく、その細胞に特有な仕事のために、引続き精を出すことができる。無論、ウイルスは衣を切ることができず、当てが外れてしまう。これが、インターフェロンの抗ウイルス作用のメカニズムである。

インターフェロンの抗ウイルス作用については、もう一つの面がある。これは免疫担当リンパ球の一種≪ナチュラルキラー細胞≫を賦活する。このものは、ウイルスでも細菌でもガン細胞でも、全ての非自己に対して攻撃をしかける性質のものだ。

とあります。

 

このように間接的にウイルスを攻撃してもらおうと考慮するならばインターフェロンの材料であるタンパク質の摂取も必要となります。

 

抗菌

対細菌においてビタミンCは

活性酸素やラジカルによって

  • 細菌を殺したり
  • 増殖を抑制したりする働き

という直接的働きと

免疫細胞の”好中球(少食細胞)”と”マクロファージ(大食細胞)”が

活性酸素によって細菌を捕食し破壊する

というこの間接的な働きそのものがビタミンCの濃度で決まります。

 

これらの効果を得るには

  • ビタミンCの摂取量

が重要な課題です。

 

引用元:ビタミンC健康法 三石巌

免疫についての詳しい資料はこちらになります。

からだをまもる免疫の力 東京医科歯科大学難治疾患研究所生体防御学分野

 

ビタミン処方リスト

以下にビタミンCの摂取量の参考文献をあげます。

上海市医学会HPd

上市医学会では軽症・通常の感染にはビタミン50~100mg/kg
サイトカインストームの予防や治療には大量のビタミンCを1日あたり100〜200 mg / kgの用量で静脈内注射します。とあります。

Orthomolecular Medicine News Servic

実際の中国での新型コロナウイルスの治療にビタミンC静脈内点滴を行なっているようです。

 

コロナウイルス予防・対策  国際オーソモレキュラー医学会

オーソモレキュラーニュースサービスならびに国際オーソモレキュラー医学会の医師たちは、今後起こりうるウイルス感染の予防や症状緩和のための栄養療法を推奨しています。

※以下の安価なサプリメントの摂取は、大人に対する推奨量です。子どもに対しては体重によって服用量を調整してください。

  1. ビタミンC:3,000mg /日 (またはそれ以上。分けて服用すること。)
  2. ビタミンD3:2,000IU /日 (1日5,000IUで開始、2週間後から2,000IUに減量。5,000IU125μg2,000IU50μgに相当)
  3. マグネシウム:400 mg /日(クエン酸マグネシウム、リンゴ酸マグネシウム、マグネシウムキレート、または塩化マグネシウムとして)
  4. 亜鉛:20 mg/日
  5. セレン:100 μg /日

ビタミンD、マグネシウム、亜鉛、セレンをビタミンCと同時に摂取することで、ウイルスに対する免疫機能を強化することが示されています。ビタミンCのウイルス性疾患に対する予防および治療のベースとなる情報は、1940年代後半に報告された、ポリオウイルスに対する高濃度ビタミンC療法の成功例からきています。

この研究については知らない人も多く、聞いて驚かれる方もいらっしゃるでしょう。その後、数十年にわたり臨床的なエビデンスは蓄積され、1980年には『ウイルス性疾患に対するプロトコル』が出版されました。

2020年3月12日追加

国際オーソモレキュラー学会の動画になります。

ISOM Press Conference of COVID-19 in 3rd March, 2020

西安交通大学第2病院は「重症患者の場合、入院後できるだけ早くビタミンC治療を開始する必要がある」との公式声明を出しました。下のリンクが解説になります。

「ビタミンCの大量摂取」が新型コロナウイルスの予防と治療の両方に効くことが判明!

関連ブログ

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腰痛の原因は身体の糖化にある?身体の質を変えることが腰痛対策につながります https://kokua-s.com/2019/11/08/%e8%85%b0%e7%97%9b%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e5%af%be%e7%ad%96%e3%80%9c%e9%aa%a8%e3%82%84%e7%ad%8b%e8%82%89%e3%82%84%e7%a5%9e%e7%b5%8c%e4%bb%a5%e5%a4%96%e3%81%8b%e3%82%89%e7%b4%90%e8%a7%a3/ https://kokua-s.com/2019/11/08/%e8%85%b0%e7%97%9b%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e5%af%be%e7%ad%96%e3%80%9c%e9%aa%a8%e3%82%84%e7%ad%8b%e8%82%89%e3%82%84%e7%a5%9e%e7%b5%8c%e4%bb%a5%e5%a4%96%e3%81%8b%e3%82%89%e7%b4%90%e8%a7%a3/#respond Fri, 08 Nov 2019 13:37:32 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2549 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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腰痛の原因と対策と題していますが、

腰痛の多くは原因がわからないとされています。

 

では、なぜわからないのでしょうか?

 

骨や筋肉ではないのでしょうか?

神経が触れて痛いのではないでしょうか?

筋膜は癒着して痛いのではないでしょうか?

 

神経や骨や軟骨、筋肉や靭帯が原因なのでしょうか?

脳の誤作動で痛みを引き起こしているのでしょうか?

 

上記の視点で腰痛を考えてみて「原因がわからない」と言われております。

では、骨や筋肉や神経の物理的なものが原因とならない場合

他の原因となるものとは一体なんなのでしょうか?

というテーマで記事を書いていこうと思います。

 

腰痛が骨や筋肉や神経が原因ではない場合とは

整形外科や整体などで

「姿勢が悪い、これが原因です」

「姿勢が悪いせいで左右の筋肉のバランスが」

「姿勢が悪いせいで骨の歪みが」

「椎間板がすり減ってますね」

「神経が骨に触れているのでしょう」

と言われたことはありませんか?

 

これらのことは全て結果ですよね。

この姿勢の悪さを引き起こしたのは一体なんでしょうか?

 

日頃の癖や日常生活動作でしょうか?

仕事中パソコンを使い猫背になって姿勢が悪くなる。

書き物をしていて長い時間座りっぱなしで腰が丸くなってる。

このような思い当たることは多いと思います。

 

 

身体をそもそも硬くさせる要因とはなんでしょうか?

同じ仕事をしていても腰痛にならない人がいます。

これは何が理由で腰痛にならない人、腰痛になる人と別れるのでしょうか?

 

 

その原因として

食生活における糖質の過剰摂取があります。

 

 

糖質過剰症候群が腰痛の原因となる理由とは

糖質の過剰摂取が腰痛の原因だ!!というと意外だと思われてしまいがちですが

身体のベースとなる「身体の質」が低下している状態といえば

理解が深まるかもしれません。

 

 

糖質の過剰摂取し続けると背骨の周りの筋肉の一部が脂肪に変わってしまいます。

それにより、体を支えるための筋肉量の減少と筋肉の質の低下がおこってしまいます。

脂肪に変わってしまった後で元に戻すことは非常に難しいです。

 

また、13万1431人の糖尿病がない人と糖尿病の人と比較して、糖尿病があると腰痛が35%以上起りやすかった。というデータもあります。

 

骨の異常もそうです。

高血糖は骨の質をも低下させてしまいます。

高齢者の方は特に朝ごはんや夕ご飯を簡単に菓子パンなどで済ませてしまう習慣があったりすると、骨粗鬆症のリスクが大きく跳ね上がります。

「私は骨密度は大丈夫〜〜!!」

と言っている方がいたら大間違いです。

 

骨密度は保たれていても、骨強度は低下します。

骨質が悪く、強度が低下すれば骨折します。

スポーツ選手が甘いスポーツドリンクを摂取しすぎることにより

疲労骨折を起こしやすい理由はここにあります。

参考論文
経口ブドウ糖負荷試験におけるグルコースとインスリン反応に対する筋肉内脂肪の違いの影響

糖尿病における首や背中の痛みの関連性

 

 

とこのような論文があります。

 

 

 

 

糖質の過剰摂取で筋肉の質も骨の質も大きく低下するという事実があります。

このため筋肉や骨に負荷がかかり、身体のバランスが崩れて

姿勢が悪くなり腰痛になるという原因になると考察できます。

 

つまり、根本的に慢性腰痛を治すとお考えならば

食事や栄養素を考えて、身体の質を高めることも重要なことなのです。

これがなければ、腰痛は何度も繰り返されます。

腰痛が治らない原因はこう言った背景がありことも忘れないでください。

 

腰痛の原因となる糖質過剰症候群の対策とは

それでは腰痛の根本原因の一つとなる糖質過剰症候群の対策は

  • 糖質を制限する
  • 糖質の代謝を促進させる

が重要になっていきます。

糖質制限

「糖質は決して悪ではない」ということを先に言っておきます。

糖質も重要な栄養素です。

しかし、今の現代人の食生活は糖質の摂取は過剰なのです。

「白米を抜いてるから大丈夫」

と思っている方が多いのですが、ジャガイモやレンコンなども糖質です。

カレーのルーやシチューも糖質

醤油などの調味料にも糖質

コンニャクでさえも糖質は含んでます。

 

様々な食事で糖質は摂取しているんです。

外食のほとんどは糖質だらけであり

コンビニのお惣菜コーナーで糖質が含まないものはありません。

 

 

なので、THE 糖質と言われる砂糖が入っている飲み物や食べ物は

腰痛の際には避けたほうが良いと思います。

 

腰痛の際には分子量の小さなアミノ酸のプロテインが

痛めた筋肉や骨の再生の材料となりますので

ビタミンCと共に摂取してください。

 

 

糖質の代謝促進

糖質制限をすることを前提に

糖質の代謝を上げることも重要になります。

 

糖質の代謝が上手くいかないと、乳酸が蓄積することになります。

これが疲労や筋肉痛や腰痛、肩こりなどの原因になります。

 

糖質が身体の中で代謝されて、エネルギーに変換するには

補酵素としてのビタミンB群が必要です。

 

糖質の摂取する量が増えれば増えるほど

ビタミンB群の消費が激しくなります。

 

ビタミンB群が少ないと過剰に摂取した

糖質の代謝ができなくなり、腰痛の原因になります。

 

関連記事

ビタミンB群

 

まとめ

腰痛の原因として「身体の質」から変えることによって

さまざまな治療の効果が上がります。

また、痛まない身体を作り上げることもできます。

 

糖質の過剰摂取が引き起こす身体の焦げ・錆びを防ぐことが

根本原因の改善を早める1歩となります。

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腰痛の改善には股関節の動き・柔軟性が重要 https://kokua-s.com/2019/10/18/%e8%85%b0%e7%97%9b%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%ab%e3%81%af%e8%82%a1%e9%96%a2%e7%af%80%e3%81%ae%e5%8b%95%e3%81%8d%e3%83%bb%e6%9f%94%e8%bb%9f%e6%80%a7%e3%81%8c%e9%87%8d%e8%a6%81/ https://kokua-s.com/2019/10/18/%e8%85%b0%e7%97%9b%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%ab%e3%81%af%e8%82%a1%e9%96%a2%e7%af%80%e3%81%ae%e5%8b%95%e3%81%8d%e3%83%bb%e6%9f%94%e8%bb%9f%e6%80%a7%e3%81%8c%e9%87%8d%e8%a6%81/#respond Fri, 18 Oct 2019 05:19:29 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2510 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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腰痛と股関節は関連性がないと思いの方が多いかと思います。

股関節の動きは可動範囲が広く「開脚」が前後左右に開き

この股関節の動きに制限がない方は腰痛の発症が少ないようです。

バレリーナや体操選手の方の腰痛はまた別の理由になります。

 

腰痛の原因の一つである股関節が硬い!

において改善する方法を記事にしたいと思います。

 

腰痛にはなぜ股関節の柔軟性が重要なのか?

 

股関節の動く範囲は広く前後左右に動きます。

床に座って両足の足の裏を合わせて股関節を広げて見てください。

どのくらい股関節が広がるでしょうか??

 

両膝を押して床に膝がつきますか?

着かない方は腰痛になりやすいというお悩みがあるのではないでしょうか?

また、腰痛の悩みがない方は

股関節の硬さがあるために他の箇所が代償して

過剰に動き疲労している箇所があるかと思います。

例えば、膝や背骨の上部。肩甲骨の間に痛みがあるなどです。

肩コリも症状としてあります。また、頭痛などにも

股関節の動きが関係してくるのです。

 

ジョイント・バイ・ジョイントアプローチ動く関節と安定する関節という考え方

 

参照:健康長寿ネット 様から

上記の図を見てください。

モビリティ関節……動く関節

スタビリティ関節……安定する関節

となります。

股関節は・・・動く関節

腰椎/仙腸関節・・・安定する関節

この各関節の役割がちゃんと機能していれば

痛みや不調は起きにくいのです。

論文:EXCEPTIONS TO THE EXCEPTIONAL JOINT BY JOINT APPROACH

 

 

股関節は動く関節なのに動かない

動かないから他を動かすしかない!

安定する関節は安定させることが目的なため

無理やり動かすと疲労や不具合がでてきます。

そのため痛みが出てくるのです。

腰椎や仙腸関節が腰痛の原因と思いですが

股関節の動きが悪いため、無理やり

腰椎や仙腸関節が動かされ痛みが出ているのが

現実です。

 

 

なぜ股関節が硬くなってしまうのか?

 

股関節の硬さの原因となる生活は

  • 長い時間の座り仕事
  • 長い時間の立ち仕事
  • 運動不足
  • 睡眠不足

などが挙げられます。

 

 

長時間の座り仕事

長い時間座り続けると

股関節は長い時間曲げたまま

お尻は椅子に押し付けられて

下半身の血液の循環が悪くなります。

また、お尻の筋肉への血流も悪くなり

腰痛の原因の一つとなります。

また、お尻から足にかけて痺れをともなう

「坐骨神経痛」の症状になる原因の一つにもなります。

論文:座り過ぎを減らす ―健康教育の新しい視座―

 

 

長時間の立ち仕事

長い時間の立ち仕事は

自由に動ける股関節を

立っている状態を保つため

太ももの前側の筋肉と

太ももの後側の筋肉が

股関節を固定しようと

「綱引き」をしている状態になります。

 

さらに、太ももの筋力の強い側の方が

身体の前後左右のバランスを崩してしまい

腰痛を引き起こします。

また、バランスの崩れにより肩コリや膝痛なども

引き起こす原因になります。

 

論文

 

 

運動不足

運動不足については

股関節を優先的に曲げることがなかなかできないため

腰や膝に負荷がかかります。

そのため腰痛や膝痛になりやすいのです。

お辞儀をする際にも

『腰から曲げる人』

『股関節から曲げる人』

がいますが、

『腰から曲げる人』は軽く膝を曲げながら

お辞儀をする人が多いです。

股関節は使わず、腰と膝だけを使ってお辞儀をしてしまいます。

そのような方はヘルニアで悩んでいたり、

狭窄症で悩んでいたりする方が多いのです。

 

予防にも『股関節から曲げる』お辞儀をマスターすると

腰痛にはなりにくいのです。

 

 

睡眠不足

睡眠不足に関しては

睡眠不足によって疲労を回復させるための

成長ホルモンの分泌の低下に関わってきます。

 

内臓の環境やビタミン・ミネラルの摂取状況にもよりますが

睡眠不足が腸内環境を悪くしますし、それに伴い

ビタミン・ミネラルの吸収率の低下に結びつきます。

睡眠不足は腰の筋肉や

足の筋肉の硬さを生む原因となります。

このことが腰痛の根本的原因になりますので

しっかりと睡眠をとりましょう。

 

 

改善方法とは?

股関節の動きをつける運動療法です。

レベル1から紹介しますので順に追って

試して見てください。

運動は継続です。やれば自分に返ってきますので

ゆっくりと自分のペースで行ってください。

 

改善方法レベル1

まずはじめは『四股踏み(しこふみ)』です。

大相撲などで関取がまたを開く、あの動作です。

 

 

①両手で股を開き腰を落としていきます。

その際に胸を張るように正面を向き

大きく深呼吸をします。

 

②姿勢の特徴は

→お尻の穴が床に対して垂直

頭が下がらないように注意する

お尻の穴を床に近づけるように

腰を落としていきます。

 

 

 

改善方法レベル2

改善方法レベル1ができなれてきましたら

肩を入れていきます。

 

 

この写真のようにめいいっぱいに肩を入れなくても良いです。

しかし、足の開きや膝の角度などはこの写真のように行ってください。

 

サッカー日本代表選手やレアル・マドリード、バルセロナの一流の選手たちも

この股割りは練習前や練習後などに行われている運動です。

足を使うスポーツ選手はよく行います。

 

私たち一般人も歩く、走る、階段を登る・降りるなどで

日常生活レベルからすると十分な運動量ですね。

 

 

改善方法レベル3

改善レベル2もできるようになれば

今度は動くことを行います。

上下に運動します。

 

足を開いてしっかりと腰を落とします。

この時も胸は開いた状態

膝の関節も90度に曲げます。

 

回数は1セット30回を目安に

強度をつけていけば良いかと思います。

やり始めは1セット10回

なれてきたら一日10セットを行う

という感じで大丈夫です。

 

 

注意点は

  • 正しい姿勢
  • 正しく出来ているか
  • フォームが崩れるようならば辞めてください
    (動く動作の修正が目的なので、筋トレとは違います)

集中してやると目的を忘れてしまうので注意が必要です。

 

 

改善方法レベル

これは一連の動きになります。

 

 

 

 

左の姿勢から右の姿勢に

股関節を動かして行います。

 

手を添えたりせずに、股関節のみの動きで行ってください。

複合運動になりますので、お尻の筋肉や太もも周りの筋肉・ふくらはぎの筋肉や足首など

各関節の動きも柔軟性がないと出来ない動きです。

 

まとめ

改善方法なども踏まえて記事にして見ました。

患者様にこのような運動を行ったところ

トラックの運転手さんの患者様は

「運動し始めてから痛みが少なくなりました。ギックリ腰の心配もなくなりよかったです」とご友人を通じて教えていただきました。

はじめはレベル2や3がなかなかうまくいきませんでした。

ましてやレベル4はできません。

 

通院中にレベル4ができるくらいになり

後はご自身で行うようお伝えして

それ以来3年間はギックリ腰がない

とのことです。

「今でも一生懸命やってるよ。股関節ローリング(レベル4)は簡単にできるようになりました」

とおっしゃっていました。

 

 

改善方法がなかなかできない方は整体も含め身体を整えつつ

この改善方法ができるレベルに上げていきましょう。

 

 

 

 

 

 

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階段を降りる際に膝に痛みがでるとき3つの原因を解消すると改善される https://kokua-s.com/2019/10/07/%e9%9a%8e%e6%ae%b5%e3%82%92%e9%99%8d%e3%82%8a%e3%82%8b%e9%9a%9b%e3%81%ab%e8%86%9d%e3%81%ab%e7%97%9b%e3%81%bf%e3%81%8c%e3%81%a7%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%8d%ef%bc%93%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0/ https://kokua-s.com/2019/10/07/%e9%9a%8e%e6%ae%b5%e3%82%92%e9%99%8d%e3%82%8a%e3%82%8b%e9%9a%9b%e3%81%ab%e8%86%9d%e3%81%ab%e7%97%9b%e3%81%bf%e3%81%8c%e3%81%a7%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%8d%ef%bc%93%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0/#respond Mon, 07 Oct 2019 11:34:29 +0000 https://kokua-s.com/blog/?p=2498 Copyright © 2024 スタジオコクア/整体院(旧コクア接骨院) All Rights Reserved.

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膝の痛みでお困りの方が多いかと思います。

膝の痛みは特に行動範囲を狭くしてしまいますし、日常の生活動作に支障がきたしてしまいます。

当院に来られた患者さんは病院に通院するも、他の治療院に行くも、なかなか膝の痛みが取れないことで様々な不都合があったようです。

そのような患者さんに取り入れて欲しい必要なこととは何か!

ということを書いてみました。

 

膝の痛みって

 

「階段を降りる時に痛いからバスの乗り降りに迷惑をかけてしまう」

そうなってしまうと、外出するのも億劫になってしまい家から出なくなってしまいますよね。

 

ズッキっと痛みが走るので、痛みのある足をかばいながら生活していると

いろんなところに痛みや不調が出てしまいます。

 

 

「膝頭の上が痛い」

「膝より下が痛い」

「膝の内側が痛い」

膝の痛みにはさまざまな箇所があると思います。

その箇所によって痛みの種類が変わります。

 

先日は膝の痛みで来院いただいた患者さんがいました。

 

階段を降りる動きが特に痛みがあるという症状でした。
子に立ったり座ったり、段差を登ったり降りたりしてもらいました。

さらに、膝の痛みでどのようなことに不自由を感じているのか
何ができなくて困っているのかをお聞きします。

 

 

お困りごとを聞くことが治療の近道になるからです。

膝の痛みってさまざまな要因から生まれます。

 

 

膝の痛みに関わる要因とは

 

体重を乗せて立つと痛みがある

寝て曲げ伸ばししたら痛みはない

 

立ちながら屈伸をしても痛くはない

膝を捻ると痛い

 

 

膝の痛みは一つが原因ではありません。

何をする時に痛いというあなたの困りごとから改善のヒントが

散りばめられています。

 

なので、困りごとの要因をしらべて原因の追究をした方が改善の近道なのです。

 

 

動きや動作などで関節や筋肉のハリやコリを

取り除くのは重要です。

「筋肉や骨や関節」などが膝の痛みの原因

なのではないか!とはじめに誰しもが思います。

 

筋肉や骨の歪みがあれば身体をうまく使えないため

痛みの原因となるのはもちろんです。

しかし、

この患者さんは筋骨格系である『体の外側』を重要視して

マッサージや運動療法などの

治療を行ってきていました。

 

 

しかし、なかなか治らなかったという事実がありました。

 

 

それらを『体の外側』筋肉や関節や靭帯などのスジが原因のモノのみを治療していたとしたら

他に『別の原因』があったから治らなかったのではないかと

治りにくかったのではないかと考察できます。

 

 

困りごとの要因にある3つの原因

困りごとの要因に対する治療には

  1. 「こころ」の原因
  2. 「体の内側」の原因
  3. 「体の外側」の原因

を考えなくてはいけません。

 

 

 

一つは『こころ』の原因です。

不安を抱えていては治療効果は下がりますし、なかなか改善に向かいません。

不安な気持ちは回復する神経の働きを低下させてしまいます。さらに

血液の循環も悪くなり治療効果もよい状態とはいえません。

この下記の論文もございます。

認知的評価がネガティブ感情体験と 心臓血管反応の持続に及ぼす影響

不安な気持ちがあると体の回復する力が低下するのです。

 

これらのことから『こころ』の影響が治療効果にも大きく左右してしまいます。

患者さんの治療に向かう気持ちや患者さん自身の治っていくぞ!というココロの在り方が

治療家と同じ方向を向き、同じ熱量でなくてはいけません。

(治療家は治療の際は冷静でなければなりません)

 

 

次に『体の内側』の原因です。

栄養が足りなければ細胞レベルで回復は望めません。

回復するには回復させる物質を作る材料を体の中になくてはなりません。

材料を使い回復させる物質を作り、それを働かせる酵素や補酵素といったものに助けてもらい機能させて行かないといけません。

体の内側では、さまざまな栄養素が患者さんの体の環境によってどのくらい必要なのか、どのくらい足りないのか大きく変わってしまいます。

 

女性

男性

子供

少年

青年

大人

高齢者

タバコを吸っている人

コーヒーを沢山飲んです人

甘いものが大好きな人

ラーメンが大好きな人

バランスよく食事をとっている人

パンが好きな人

寝不足の人

 

色々な人がいるかと思います。

その条件によって必要な栄養素や足りなくなる栄養素が大きく変わります。

 

 

低栄養における損傷の治癒力低下の記事です

 

 

こちらの患者さんはバランスよく食事をしていました。

しかしこのバランス良い食事が曲者なのです。

 

 

バランスよく主食+副食とバランスの良い食事なのですが、
3食とも主食がありました。

 

主食はご飯・パン・パスタ・ラーメンなどが挙げられますが、

ご飯はまだマシですが、パスタやラーメンはそれがメインとなってしまいます。

また、和食がメインとしても、3食ご飯が入りどう考えても炭水化物の量が3食合わせても多いため、タンパク質や脂質などの3大栄養素と言われるこれらの摂取バランスが悪くなっているのです。

 

糖質(炭水化物)>脂質>タンパク質
というバランスが悪く

タンパク質>脂質>糖質(炭水化物)
がバランスが良い食事と言います。

 

さらに3大栄養素を体の組織や働く物質に変えるためのビタミンやミネラルが必要です。

 

この膝を痛みを訴えていらっしゃった患者さんには
食事指導のほかに栄養素の指導

たんぱく質(アミノ酸)EAAやコエンザイムQ10・ビタミンE・ビタミンC・ビタミンB群の重要性や摂取方法なども指導させていただきました。

 

関連記事として

ビタミンB群の記事を書いております。ビタミンB群の役割を各栄養素に分けて書きました。
ぜひともご覧いただけたらと思います。
3大栄養素の代謝を助けるビタミンB群の特徴と働き

 

3つの原因を取り除くと結果はどうなるのか

お困りごとの要因の3つの原因が全て治癒という同じ方向を向くことにより回復力が上がって行きます。

体に歪みがあれば整体を、栄養に偏りがあれば改善策を、不安であればラインでのフォローや家族との会話などの対話を持つことが大切です。

痛みだけの治療なら痛いものがなくなれば良いという考えが対処療法。

なので湿布や痛み止めがあり痛みのコントロールを行います。

対処療法の痛みのコントロールが決して悪いわけではありません。

痛みのコントロールは必要です。

 

しかし、痛みがなくなったからといって

体の歪みが治っているわけでもない

低栄養状態で回復力が戻っているわけでもない

痛みがなくなり大きな不安は減ったが再発の不安が残っているかもしれない

こういった事が慢性的な痛みに変わったり

なかなか治らない病気になってしまう訳です。

 

 

膝の痛みを訴えていた患者さんは自宅では栄養不足分を取り戻すように指導させていただき、ラインで患者さんの不安を取り除くこととご家族の協力のもと前向きに治療ができるようになりました。

栄養療法を取り入れてからがやはり治癒効果がとても早かったのが印象深い患者さんの一人となりました。

 

 

今では大好きなゴルフを再開し、ラウンドを回るまでになりました。ここまで、不安な夜も数多くありました。治らないのではないかという不安もメッセージでいただきましたが、ゴルフを行うという目標に向かい治療家の私も同じ熱量で施術させていただきました。

 

治療にあたり重要なこととは

 

 

治療は本来その痛みで何ができなかったのか?何に困っているのか?それができるようになるために何をしなくてはならないのか?を考えて治療に当たるのがとても重要です。

お困りになっていることや悩んでおられることからどのように治療していくことで最短で悩み事を解消できるのかを考えて整体、栄養、運動などの治療に当たるのが根本治療となります。

 

関連記事として

『体の外側』の原因に対して下腿外旋症候群という膝が捻れたままの状態になってしまっている方が膝の痛みを訴えているのが多く、それらを自宅で改善するエクササイズを記事にしております。

ぜひとも、自宅でのセルフケアを試してみてください。

階段を降りる時に膝が痛くなる症状を解消する方法

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