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【症例報告】『足裏・カカトが痛くて走れない(足底筋膜炎)』

【茅ヶ崎駅南口徒歩3分 腰痛・肩こり・体の歪みならコクア接骨院】

おはようございます。

コクア接骨院の早乙女です。

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当院ではこのような患者様が来院しております。

 

【症例】『足裏・カカトが痛くて歩くのもままならない(足底筋膜炎)』

患者様M様「12月の湘南国際マラソンを走るんです!どうにかしてください!」

足をぎこちなく引きずりながら初診時に仰った一言です。

11月初めに当院に通院中の患者様の紹介でいらしたときの会話です。

患者様M様「9月末?・10月?から他で治療をしていたんですが、12月の湘南国際マラソンまでに治りそうも無い為、ここでも診てもらえますか?」

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大会まであと約1ヶ月・・・・・カウントダウンは始まりました。

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当時、整形外科・他の鍼灸整骨院さんに通院していましたが、経過が良くなかったようでした。整形外科の治療はレントゲンを撮り、薬と湿布を処方後は経過を診ていきましょう!という治療でした。他の鍼灸整骨院さんは針とマッサージ療法の治療を行っていたそうです。

しかし、患部は赤く腫れて熱もあり足をつくと痛みがある状態でした。特に朝起きる時、足が着けないく、こんなんで走れるのか??と悩んでおられました。

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詳しく問診をしました。特に他の医療機関で治療を行ってきた場合は、他でどのような治療を行ってきたか、その治療での結果はどうだったのかを教えて欲しいのです。患者様の治療経験や体の癖などのヒントを得る為なるべくわかる範囲で教えて頂きたいのです。

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他での治療内容と経過を考慮して、問診・検査を行い根本原因を追求した結果、患者様M様の原因は距骨回外・下腿外旋位・患側骨盤が後方回旋を呈していました。腸脛靭帯の緊張も著しく押すと圧痛が著明で、特に膝がKnee-In Toe-Outを呈していて、足底筋に負荷を強くかけている状態でした。関節の使い方が間違っていたというのが原因だったのです。必要以上に主動筋に負荷を掛け過ぎていた状態で、主動筋が疲労し過ぎで機能低下した主動筋をかばうように他の筋肉が代償して痛みが出ているという状態でした。

 

そこで、12月の初めの大会に標準を合わせて、治療計画を組み治療を開始しました。

 

治療はオステオパシーの手技やKYテクニックなど患者様のお身体の状態で色々と使い分け施術にあたります。また、腎臓の反射により足底部分に痛みが出ることがあるのでしっかりと腎機能も改善し、経過を考慮しリアライン・レッグプレスで膝関節のアライメントを修正。その後、しっかりと爪先立ちで母趾球に体重が乗るようになり、膝のブレが少なくなったところでリアライン・バランスシューズを使い運動連鎖の修正と学習を行いました。

来院しない時もケア方法指導とリアライン・インソールとソックスで足部の負荷を軽減し足底アーチをキープしました。

 

しっかりと身体のアライメントと関節の動きを整えエクササイズと整体を取り入れ全体的な治療と患部の治療とを行いました。

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その後

大会3週間前 治療方法をM様の身体の状況で変え、良い状態にもってきます。

大会2週間前までには10Kmのランニングをできるまで回復

大会1週間前で30Kmを走れるまで回復。

大会前日に全体調整しました。不安が残るなど色々と仰っていたのを思い出します。

M様の奥様も『出場するのをやめたら???』と仰っていたとも言っていましたね。

 

大会当日は僕も時間を気にして仕事していました。サブ4を目指していたM様、この怪我で諦めていたんですが「サブ4ならこの時間でゴールかな?」と仕事中考えていました。次の日に予約を取っていたんで、物凄く気になり予約の日を迎えました。

 

やりました‼️

サブ4達成‼️‼️

M様「まさか、4時間切るとは思いもしませんでした〜〜〜‼️」

僕も物凄く嬉しく、心配していたので、物凄くホットした為か目がウルウルしてしまいました。

M様も充実した様子でしたので安心いたしました。本当によかった〜〜〜‼️

 

お礼まで頂き本当にありがとうございました。

 

患部だけの対処療法ではなく、根本原因を追求し痛みで妨げられた患者様の目標を遂行できるようにお役に立ちたいと思い寄り添える治療院をこれからも目指していきます。

 

 

 

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